寒い冬に緑茶を飲むと、心地よく一息つくことができます。

緑茶には風邪を予防する効果もあるので、積極的に飲みたい飲み物の1つ。

今回は茶器に関する特許のお話です。

お茶を淹れる道具で特許は取れる?

おいしいお茶を飲むと、本当にリラックスすることができますよね。

自動販売機やコンビニのお茶は便利ですが、自宅にて自分で入れるお茶は格別なものです。

ただし急須の種類はたくさん!

選ぶのに迷った時に、おすすめなのが“特許取得の茶器”。

あまり知られていませんが、お茶を入れる道具で特許権を取得することができます。

他の一般的な茶器にはない機能性が認められた・・・ということなので、候補リストに入れる価値があるのではないでしょうか。

繰り返し新鮮なお茶が飲める特許茶器

特許を取得している茶器を探してみると、結構たくさんヒットします。

例えば「旨味茶ポット 横手急須」

特許を取得したこの急須は「擂潰し羽根を備えた茶湯注ぎ容器」。

特殊な羽根がついていることで、煎じたあとの茶葉を繰り返しすり潰すことが可能。

新鮮な状態でお茶を何度か楽しむことができます。

分析の結果、グルタミン酸の含有量の多く、確実に美味しくなっていることが判明しています。

「擂潰し羽根を備えた茶湯注ぎ容器」

https://patentfield.com/patents/JP20070208580

楽天やアマゾンでも売っていました。

 特許急須は機能性抜群!

他にも「しりもりしない」急須や「目盛り付き急須」など、特許を取得した急須は個性豊か!

茶器全体に対して特許権が与えられることもあれば、茶こしだけに与えられるケースもあります。

2018年に特許を取得した「透明急須」は、ドイツの世界的デザイン賞「レッド・ドット・デザイン賞」を受賞して話題になりました。

急須の特許まとめ

たかが急須、されど急須。

かつて茶器の奪い合いが権力騒動にまで発展した時代もありましたが、機能性と見た目の美しさを追い求めるのは日本人の美学。

これからもユニークな特許急須の登場に、目を光らせたいと思います。