最近は色々なコンビニでセルフサービスのコーヒーを置くようになりました。

どのコンビニも色々工夫していますが、特に力を入れているのがローソンです。

今回はローソンが出願したコンビニコーヒーの特許のお話です。

コーヒーのリニューアルを重ねるローソン

これまで、ローソンはコーヒーのリニューアルを重ねてきました。

味わいを良くするため、指定農園で生産した地域の豆を100%使用。

認証を受けた豆を使うなど、原料へのこだわりも特別なものでした。

最新のリニューアルでは”香り”を重視

そして、最新のリニューアルでローソンが重視したのが“香り”。

全日本コーヒー協会のアンケートでも、ユーザーは味のコクや眠気覚まし効果より、香りが良いことをコンビニコーヒーに求めることが判明しています。

確かに香りが乏しいコーヒーだと、「自動販売機で買う缶コーヒーでいいや」ということになります。

ローソン独自の「香りフタ」で特許を出願

コーヒーの香り成分は800種類もあるそうですが、ローソンは香りが高く万人受けする香りに調合するため、焙煎方法やブレンドも見直したそうです。

ただし、コンビニのコーヒーは蓋の穴から飲む形状のため、プラスチック独特の臭いがすることが・・・。

この弱点を克服した“香りフタ”を新たに開発し、飲みやすく香りも自然に楽しめる容器が完成。

ローソン研究所

ローソンが開発した「香りフタ」の特許とは

ローソンが開発した香りを楽しむための蓋は、飲み口の蓋を開けると真ん中の穴も自動的に開く仕組み。

穴から香りをダイレクトに嗅ぐことができるよう、蓋の位置が調節されています。

さらに、持ち歩いても中身がこぼれにくいよう工夫されているので、まさにコンビニコーヒーの容器にぴったり!

特許権を取得できる可能性はかなり高いのではないでしょうか。

コンビニコーヒーの特許まとめ

ローソンのコンビニコーヒーはSサイズがたった100円。

セブンイレブンのコーヒーも人気ですが、100円のコーヒーで香しいコーヒーの香りまで堪能できるなら、試す価値はおおいにあるのではないでしょうか。