どんな人がサイトを訪れているのか・・・
ユーザーの属性を推定するのはネットの広告業界にとって、必要不可欠なIT技術です。
今回はアクセスしてきたユーザーの属性を推定する特許のお話です。
Cookie制限が加速!
ネットメディアを運営するにあたり、アクセスしてきたユーザーの特定は欠かせません。
より効果的なWEB広告を打つためにも、ユーザーの属性を分析し、戦略に活かすことが大切です。
今までユーザーの属性を推定するため使われていたのが、Cookieです。
このツールはネットをスムーズに使うのに利便性を発揮する一面、個人のプライバシーが漏れる恐れも・・・。
現在、EU圏でデータ保護規制の動きが進み、Cookieを使ったトラッキングを禁止する機能が続々と搭載されるようになりました。
「続行するには、cookieを有効にして下さい」こんな警告に見覚えがあるはずです。
確かに、一般ユーザーとしては、Cookieで勝手にプライバシーを探られるのは不愉快なことですよね。
Cookieを制限する動きはどんどん加速しています。
Cookieを利用しないユーザートラッキング技術を開発!
この現状を受け、広告プラットフォーム事業を手がけるログリーは新しい技術を開発しました。
Cookieを使用せず、ネット広告配信時にユーザー属性を推定する技術です。
ログリーが開発したユーザー特性を推定する特許技術とは
ログリーが開発した技術は、特許を取得しました。ユーザーがアクセスしたウェブページから、ユーザーの年齢や性別、関心があること・・・などを推定する技術です。
言語に依存しないので、日本語以外のウェブサイトにも活用可能。
国際的に必要とされている技術なので、「使いたい!」と意思表示する企業に困らないはずです。
「広告配信サーバ」
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/PU/JP-6511186/BC3D01D0D8ACF5F0BA35E2FFED0D963936FFEF2FEAEE4E57AA8976C7CC6667D3/15/ja
ユーザー属性を推定する特許技術まとめ
インターネットのこういった技術は、開発されては取り締まりが厳しくなり、さらに新しい技術が開発され・・・といたちごっこが続いています
いずれにしても、ユーザーのプライバシーを侵害しないぐらいの範疇でおさめて貰いたいものです。