熱い紅茶が美味しい季節になりました。
日本に初めて紅茶が入ってきたのは、明治20年。
当時は貴重な舶来文化として上流社会でもてはやされていましたが、
今ではすっかり庶民の飲み物として愛飲されるようになりましたよね。
コンビニでも必ずインスタントのアイスティーが売っています。
今回は紅茶の特許に関するお話です。
1年中嬉しい紅茶の効能
紅茶はイギリスを代表するお茶、というイメージがあるかも知れません。
ただ、今は日本でも大変人気がある飲み物で、
コンビニやレストランにも必ず置いてあります。
紅茶は単純に味が美味しいだけではなく、
香りによるリラクゼーション効果も魅力の1つ。
また、カフェインも入っているので飲むと頭が冴える感じがします。
その他、脂肪燃焼効果や殺菌作用など、年間を通して嬉しい効果が色々。
昔からお馴染みのロングセラー紅茶も多く、
国内の大手飲料メーカーも熱心に開発に取り組んでいます。
意外と特許が多い日本の紅茶
たかが紅茶、されど紅茶・・・。
同じ紅茶でも、
飲み比べてみると各メーカーによって微妙にテイストが違うことがわかります。
どのメーカーもより美味しくなるよう、
オリジナル技術を駆使しているようです。
実際、インスタント紅茶も含め、
特許を取得している国内メーカーは少なくありません。
キリンビバレッジやアサヒ飲料、花王、エスビー等など。
味の素AGFの紅茶は“フレーバー”で特許を取得
味の素AGFも紅茶の特許を取得した会社の1つ。
香ばしい香りを強化したインスタントコーヒーでも特許を取得していますが、
インスタントフレーバーティーでも特許を出願し、成立しました。
「フレッシュアロマ技術」はインスタントフレーバーティーの果汁感と果物の香りを向上させるオリジナル成分と製造方法の特許です。味の素AGFはこの技術を使って、「愛媛伊予柑ティー」などご当地土産ギフトシリーズも展開しています。
日本は果物が美味しい国。
地方の果物が新しい紅茶として活用され、地元以外の人間にも広まることは、
喜ばしいことですよね。
今後も特許技術を活かし、
色々な名産品を紅茶として応用して欲しいものです。
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