自動で記録!画期的な囲碁の特許とは

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ソウル大学病院で行われた長期研究の結果、

「囲碁をすると頭脳が発達する」ことが明らかになりました。

普通の人と囲碁専門家の脳機能を比較したところ、

囲碁のプロの方が集中力、記憶力、視空間感覚などを司る前頭葉が優秀なことが

わかったそうです。

確かに囲碁の棋士は頭の良い方が多い印象です。

今回は、囲碁の特許に関するお話です。

囲碁棋士の暗記力がスゴイ!

囲碁棋士の方のインタビュー記事や特集を読んで「スゴイ!」と思うのが、

棋譜を覚えていることですよね。

無理やり覚える、という感じではなく、

一連の手順や流れで理解しながら自然に覚える感じらしいです。

囲碁の対局を自動で記録する特許!

天才棋士は難なく棋譜を暗記できるかも知れませんが、

記録する側は大変ですよね。

採譜と呼ばれる囲碁の記録は人手に頼っている状況ですが、

碁会所や大会の予選によっては記録を取りきれないことも・・・。

そこで開発されたのが、

囲碁の対局を自動で記録する特許技術です。

出願したのは福島県郡山市の協同組合ですが、

囲碁業界に衝撃をもたらす画期的な技術と言えるでしょう。

囲碁システム

基盤の目に置かれた黒碁石と白碁石を表示することができる囲碁システム。リアルタイムに表示されるそうです。この基盤を利用すれば、記録する人間は不要。持ち時間の残りも自動で教えてくれます。

専用の碁石と基盤を使いますが、福島県三島産の桐や会津塗りの技術を駆使するなど、地元の文化をふんだんに使って仕上げられています。地元活性化に繋がる特許技術は二重の意味で素晴らしい!と思いました。

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