Appleが目指す新たなアルミ精錬技術とは

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AppleのiPhoneの美しいボディ、素材はアルミです。

軽くて柔らかい金属のアルミニウム、じつは精錬のコストがとても高いのです。

電解精錬のために大量の電気を必要とするので、「電気の缶詰」などと揶揄されたりもします。

今回、Appleはベンチャー企業と組んで、環境に優しいアルミの製錬技術の確立を目指すとのことです。

 

mn_mechanews_18051702a

http://b.hatena.ne.jp/entry/monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1805/24/news067.html

(出典:apple)

 

日本人の多くが利用するiPhoneだからこそ、今後の展開が期待されますね。

 

ところで、Appleはアルミボディを美しく加工するため、こんな特許も持っています。

金属表面及び金属表面の処理プロセス

機能的、触感的、又は装飾的効果等の、1つ以上の所望の効果を生み出すために、金属表面の表面処理を行う。

https://astamuse.com/ja/published/JP/No/2018087380

 

また、金属をリサイクルするのも環境対策に有用です。アルミなどのリサイクルの特許にはこんなものもあります。

ターゲット材を洗浄するための方法、ターゲット材の製造方法、リサイクル鋳塊の製造方法およびリサイクル鋳塊

接合材および支持部材に由来する不純物を使用済みターゲット材から簡便に除去でき、かつターゲット材に残存していた接合材を簡便に回収することのできる方法、このような不純物を実質的に含まない使用済みターゲット材およびリサイクル鋳塊の製造方法、ならびにこのようなリサイクル鋳塊の提供。

 

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